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【吟遊詩人】♪バラードまでそばにいて♪【第五十一楽章】

49 名前: 名も無き軍師 投稿日:2004/01/16(金) 03:43 ID:2az5BEJY
YokoiSyouichi(獣)を見た!
鬱蒼としたクロウラーの巣で我々のPTが見たものとは…
一レベル前の古い装備を着た獣使いの姿だった。我々6人がかかっても
処理しきれないリンクしたモンスを次々とあやつり片付けていく…。

PT一同「ありがとうございました」
獣使い「し…塩をくれっ」
PT一同「は?」

聞けばいっぱいに拡張したゴブ鞄に食材を持ち込み、自力で調理しながら
昨年からずっと巣にこもっているという。
シグネットはとっくの昔に切れているだろう。

獣「いい装備だな。お金はないがこの絹糸20ダースとその装備を交換してもらえないだろうか」
PT一同「いや、これAFっていって特定のジョブしか装備できないんですよ」
獣「なに…!今ヴァナではそんな装備があるのか!獣は…見たことあるか?」
PT一同「いや〜まだ見たことないですね〜。あるんスかねw」
獣「そうか…ならば私が最初の一人となろう」

その後クロウラーの巣で獣使いを見る者はおらず、毎日のように
トレインの阿鼻叫喚が渦巻く戦場で、我々はふと…あの獣使いは
巣の守り神だったのではないかと思い出すのだ。